海洋深層水について

海洋深層水とは

海洋深層水とは、太陽の光が届かない水深200m以下の海水のことをいい、約2000年の時をかけて地球規模で循環しております。
海洋深層水の特徴として、富栄養性・清浄性・低温安定性があげられます。

太陽の光が届かない深海では、植物プランクトンの光合成がおこなわれないため、無機栄養塩が消費されず、多くのミネラル成分が保持されております。

深海であるため、表層水の人工的な汚染の影響を受けないことや、有機物も少ないため、細菌の繁殖が出来ない環境にあります。また、通年10℃程度の低水温で安定した性質を持っております。 久米島の海洋深層水は、沖縄県海洋深層水研究施設にて久米島沖2.3Km水深612mから汲み上げており、1日の取水量は、深層水、表層水、共に各13,000tです。

これは日本一の取水量で、世界一の取水量を保持するハワイ州コナに次ぐ量です。久米島海洋深層水は、表層水も国内では極めてクリーン度が高く、深層水はさらに良質な水質となっています。

海洋深層水5つのポイント

Point.1

熟成

お肌につけると吸い込まれるような感じをご体験できます。これは、2000年という悠久の時を越えて、高水圧、低水温によってじっくりと熟成された結果です。

Point.2

ピュア

海底の表層と深層の海水は相互に混合することはほとんどありません。さらに、深層では陸地や大気からの細菌や科学物質による汚染にさらされることがほとんどなく、とくに微生物は表層水に比べると非常に少ないことが分かっています。

Point.3

ミネラル

人間の体はマグネシウム・カルシウム・カリウムなどの16種類の必須微量元素が必要です。これが不足すると健康に赤信号がともるといわれています。海洋深層水にはこれらの多くが含まれており、体内に取り入れることによってミネラルを吸収することができます。

Point.4

栄養

太陽光が届かない深海では植物プランクトンは光合成がおこなわれません。よって、窒素・リン・ケイ・酸などの無機栄養塩が消費されず海水に多く保持されます。

Point.5

低水温

深海のため水温が季節を問わず10℃程度と低く、変化がほとんどなく細菌が繁殖しにくいことが分かっています。